小学生の冬休みの宿題といえば、書初め!!
トトは低学年ですのでまだ硬筆です。
トトさん、去年書初め選ばれました。
それから年間を通して先生に何度か字を褒められるらしいので
絶対に今年も選ばれるぞ~~~と気合が入っていました。
でも宿題は大嫌いだから結局冬休み終わる頃にやっとこ取り組んだんですけどね。
集中させるために弟妹を2階に行かせ、1階で私とトト二人で書初めタイム。
私「ゆっくりよく見て書くんだよ。消しゴム使えないからね。」
トト「わかってるよ。」
私「そうやると、紙が黒くなっちゃうかもよ。」
トト「わかってるよ、まだ準備中だから。」
私「・・・・・・(凝視)」
トト「(ササっと書き始める。)」
私「そんなにサラサラ書かないで1字1字丁寧に大切に書いた方がいいよ。ほら、ここ中心がブレてる。」
トト「いや、私は私のやり方があるから大丈夫。」
私「書初めで選ばれたいっていうからうまく書ける方法を考えてるんだよ、お母さんは。」
トト「大丈夫だよ、今年も選ばれるから。」
私「そんなの分からないよ~」
トト「いや、わかる。選ばれる。」
私「いやいや、それは高慢ってやつですよ。」
夫、2階からおりてくる。
夫「順調かなぁ。大丈夫?」
私「私のアドバイスは聞き入れてもらえないんだよ。今年もトトは選ばれるって自信満々で。」
夫「おぉ、それはいい!!自信のあるいい字が書けるよ!!」
私「えっ??!!」
夫「自信は大切だからね。いいね、トト。」
私「でもササっと書きすぎなんだもん。」
夫「まぁ、トトはそういうタイプなんだよ。」
トト「そう、そういうタイプ。お母さん、もう大丈夫だよ。」
夫「うん、上行ってていいよ。」
と、こんな感じで私は追い出されました。
文章にしてみるとすごく口うるさい母親だね、私は。
夫はトトと気が合う。
字があまり上手ではない夫(←失礼。)に書初め指導の座を取られたのは悔しいけど
やっぱり夫は子供のやる気を引き出すのがうまい。
何はともあれ、ちゃんと選ばれていました。
選ばれなかったら激怒するだろうなとドキドキしていました(笑)
そして美術館で行われる書初め展に家族で行ってきました。
ちなみに以前、トトが言った一言が心に残っています。
トト「パパがいつも家にいたら、私は人生が変わるかも!!」
本当に私もそう思う。
夫がいると、宿題もピアノの練習もその他諸々ちゃんとやる。
というか楽しそうにやる。
私も何だかその気持ちがわかる。
人生が変わると感じるくらい私と夫での対応の仕方が違うってことだよね。
こんな母ですが反省と改善を繰り返しながら家族皆の幸せのために日々精進していきたいと思います。